甘なっとうの小嶋屋

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甘納豆について

小嶋屋の甘納豆

甘納豆は、「豆・水・砂糖」だけでつくる、とてもシンプルな和菓子です。だからこそ、職人の技が味わいに大きく影響します。小嶋屋は、昭和31年の創業以来、甘納豆一筋。仕込みから仕上げまで、すべて手作業で丁寧に作っています。
豆本来の風味に、なめらかな舌ざわりとやさしい砂糖の甘さが重なった、シンプルながら奥深い一品です。

優良原料にこだわった素朴な味わい

「富岡に来たらお土産は小嶋屋の甘納豆」と、観光雑誌や新聞でも紹介されるほど、当店の甘納豆はすっかり富岡の名物として親しまれています。

使用するのは、北海道産や外国産の厳選した豆。昔ながらの素朴な味わいで、素材ごとの風味の違いを楽しめるのが魅力です。定番は、小豆、金時うずら、白花、青えんどう、お多福。さらに、 変わりどころのあんずもご用意しています。

保存料や人工甘味料無添加で、素材の良さをそのまま活かした甘納豆は、美容や健康を気にする方にも好評です。豆の芯までやわらかく仕上げるために、時間をかけて丁寧に手作りしています。ぜひ一度、ご賞味ください。

ご注意事項

半生菓子ですので、お早めにお召し上がり下さい。夏季におきましては冷蔵庫・冷凍庫での保存をおすすめします。

甘納豆の歴史

甘納豆は、1857年(安政4年)に日本橋 栄太楼総本舗という和菓子屋の3代目の方が作ったものが始まりです。
当時は「甘名納糖(あまななっとう)」と呼ばれており、砂糖で煮た赤小豆の見た目が、遠州浜松の「浜名納豆(塩辛納豆)」に似ていたことから、この名前がついたと言われています。

甘納豆のおすすめレシピ

その1 お赤飯に

金時うずらや小豆は、お赤飯の豆としても定番です。蒸しあがったもち米に混ぜるだけで、簡単においしいお赤飯が仕上がります。

その2 手作りスイーツに

焼き菓子、手づくりパン、寒天寄せなどスイーツに味わいと彩りを添えます。

その3 ヨーグルトやバニラアイスに

ヨーグルトやアイスにお好みで青えんどうや小豆を入れても美味しいですよ!

製造工程

小嶋屋の甘納豆は、完成までに3日以上をかけてじっくりと仕上げています。
すべての工程を手作業で行い、豆本来の風味と食感を大切にしています。

1.吸水した原料豆を茹でる

まず、選び抜いた乾燥豆をたっぷりの水でじっくり吸水させます。豆の種類や状態に応じて時間を調整し、芯までしっかり水分を含ませた後、ふっくらとするまで丁寧に茹で上げます。

2.砂糖蜜で煮る・浸ける

茹でた豆を、甘さ控えめの砂糖蜜でじっくりと煮含めます。その後、しばらく蜜に浸して、味を芯まで染み込ませます。ここが甘納豆の味の決め手となる重要な工程です。

3.煮上がったら冷まして乾かす

蜜から上げた豆は、ゆっくりと冷ましながら余分な水分を飛ばします。乾燥の時間も、気温や湿度に応じて調整し、ベストな仕上がりを目指します。

4.一粒ずつ離す

乾いたら豆を丁寧にほぐしていきます。固まらないように、一粒ずつパラパラと手作業で分けることで、見た目も美しく、食感も良くなります。

5.化粧砂糖で仕上げ

最後に、ほんのりと化粧砂糖をまぶして完成です。見た目に艶が出て、甘さもほどよく整います。

このようにして、手間を惜しまず、一粒一粒ていねいに作り上げた小嶋屋の甘納豆。どこか懐かしく、毎日食べても飽きない、そんなやさしいお菓子です。

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定番から季節限定まで、小嶋屋自慢の甘納豆をご用意しております。
職人の手作りならではの、素材の違いや味のバリエーションをぜひご覧ください。